プロラクチン ストレスの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
ストレスの多い生活環境、不妊のストレス、妊娠のプレッシャーにより黄体不全の状態から無月経に。
新薬を使ったプロラクチンの値を下げる治療を受けられていますが、吐気や嘔吐、めまい、頭痛、便秘、胃腸障害、不眠症等の副作用が強く、長くは続けられないなと思い漢方も試そうと来店されました。
ストレス状態にあると、漢方では考え”肝”の働きが悪い状態とされます。
ストレスによりイライラや緊張が続くと気の流れが滞り、下腹部・脇腹・乳房が張って痛んだり生理不順、生理痛や月経前の不快感(PMS)などが起こります。
漢方薬は肝を健やかにして気の巡りを良くする漢方薬を中心に使います。また、中国で伝統的に退乳の時に使われるものも合わせることがあります。
漢方薬で不妊に取り組む場合、異常数値となっているプロラクチンの値だけに着目するのではなく、母体全体の不調をしっかりと判断して漢方薬をおすすめしていきます。そのため『からだが楽になった!』『イライラしなくなった』『冷えがなくなりからだがポカポカしてきた』などの喜びの声が上がっています。これは、健康なからだを取り戻し、妊娠しやすいからだになってきていると考えられます。
また、漢方薬だけではなく食生活や生活習慣(特に睡眠)も見直してみる必要があります。いくら良い薬を飲んでいても毎日の食事が加工食品やインスタント食品だったり、睡眠時間が極端に短かったりすると良くなりません。実際に高プロラクチン血症の人は仕事が忙しかったりして睡眠時間が短い人が多いように感じます。
お腹に子供を宿す準備のためにも、よい食生活や生活習慣は身につけておきましょう。
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